「やすらぎ細工」十五夜
連休中に、愛犬シェリーを偲んで創作した中に、「十五夜」を題材とした作品も制作しましたので、ご覧下さい。
ここ数日は、雨ばっかり降り、うっとおしく、肌寒い日が続いてますが、本来なら「お月様」が美しく見える時期であります「十五夜」でしたので、十五夜にちなんだ下記作品を、創作しました。
☆私は、「十五夜」と言うと、「ウサギ」をイメージしますので、お月様の中にいる、仲の良い「ウサギ」をイメージした作品です→何故十五夜に、ウサギなのかは、今回調べましたので、時間がありましたら、ご参照願います!
やすらぎ細工 :十五夜 作品
十五夜とウサギには、次のような言い伝えがあります
昔、ある所に「ウサギ」と「キツネ」と「サル」が暮らしていました。
ある日、三匹は疲れ果てた老人に出会います。
老人は、お腹がすいて動けない、何か食べ物を恵んでくれと言い、
三匹は老人のために、食べ物を集めに出かけました。
キツネとサルは、食料を捕まえて持って来ますが、
ウサギは、何も捕って持ってくる事が出来ませんでした。
ウサギは、もう一度探しに行くので、火を焚いて待っていて欲しいと伝えて、
出かけていきました。
サルとキツネは、火を焚いて待ってましたが、
手ぶらで帰ってきたウサギを見て、嘘つきだとなじりました。
するとウサギは「私には食べ物を捕る力がありません。どうぞ私を食べて下さい」と言い、
火の中に飛び込み、自分の身を老人にささげたのです。
おじいさんは悲しみ、ウサギの清らかな魂を、誰しも見る事が出来るようにと、
月の中に写します。
実は、その老人は帝釈天(タイシャクテン)と言う神様で、
三匹の行いを、試そうとしたのです。
もとの姿に戻った帝釈天は、そんなウサギをあわれみ、
月の中にウサギをよみがえらせて、皆の手本にしたそうです。
☆上記は、昔むかしのインドの話だそうです→私は、この話は知りませんでした。
月がどことなく、悲しげに見えるのは、このためでしょうか!